アメリカンスナイパー

今週のお題「最近見た映画」

 

アメリカン・スナイパー(字幕版)

アメリカン・スナイパー(字幕版)

  • 発売日: 2015/06/10
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 ピザ食ったらhuluの無料券をもらったので

英語の勉強兼ねて字幕で映画をみてる

 

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nageyari.hateblo.jp

 

この作品は

「映画で好きな作品はどれ?」

と聞かれたら迷わず答える

 

 

もともとミリタリー映画が好き

初見だとストーリー重視で観るのだが

2回目以降になると

銃声のリアル感や、銃の扱い方がリアルかどうかという部分を注視していたり

主人公以外の人物の心情を想像したりするのが楽しくなる

 

そういう意味でも

現代、もしくは過去を部隊としたミリタリー映画は

音響にこだわっていることが多く、ストーリーも歴史を継承していたり

細かい描写や演技も指導がされているので

まさしく「総合芸術」だと感じるので好きなカテゴリだ

 

 

この作品を観たことが無い人向けに軽く解説すると

 

911でテロがあった事によるイラク戦争の勃発が背景にあり

祖国を守るために一人のテキサスのカウボーイが軍隊に入隊して

いつしか凄腕のスナイパーとなり家族や現世との剥離、苦悩、

そして、誇りをもって進んでいこうと、生きようとしていた。。。

 

というような感じ

 

ここからネタバレあり

 

 

いわゆる、一人のソルジャーの成長物語なのだが

敵対するイラク軍側にも

凄腕のスナイパーのソルジャーがライバル的な存在で登場する

 

彼のバックボーンや心情描写は少ないが

敵側のスナイパーも主人公と似たような状態だったのかもしれないと想像した

というのも

彼が出撃するシーンで、

おそらく自宅で彼の妻らしき人物が泣いている赤子を抱きながらなだめている

しかし、それには目もくれずに銃に弾をこめて自宅を出ていく敵のスナイパー

 

彼のバックボーンとしては組織に雇われていて自分の仕事を真っ当している部分と

上げたワンシーンしかほぼ無いのだが

 

おそらく

主人公自身も敵のスナイパーも

同種を倒していくという異常行為の中で狂気に飲まれたのだと感じた

 

自分や家族も犠牲にしながらも自分の標的を撃ち抜いていくことに専念していく、

その過程でチームメイトが倒れていく。

それをトリガーに国を守るという信念が、敵を倒すという執念に変化していく

 

 

途中、

主人公の弟が軍隊に参加していて帰還するときに、偶然に再会するシーンがある

そこで弟は今や英雄となった兄に向かって「軍はクソだ」と疲弊した表情で言い切った

それは、つまり、感情的には「兄貴は狂っているクソ野郎だ」と同意だったのではないだろうか

 

 

最終的に主人公の最期は悲しい結果になったが

その最期がノンフィクションを元にした映像であるということを印象つけるようだ