LIFE

今週のお題「最近見た映画」

 

LIFE!/ライフ オリジナル版 (字幕版)

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  • 発売日: 2014/07/02
  • メディア: Prime Video
 

 

 

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nageyari.hateblo.jp

ベン・スティラーが監督であり

主演でもある叙事的コメディー映画

 

俳優についてとくに詳しいわけではないが

ベン・スティラーは「ナイトミュージアム」の主人公で観たことある人も多いのではないだろうか

www.youtube.com

 

 

さて、

 

この物語の主人公は

伝統的なフォトグラフ雑誌のネガフィルム管理者として勤務する、

少し妄想癖が強い、

地味で平凡な人生を送る冴えない男

 

しかも、同僚の女性に恋い焦がれてストーカーじみたことをしている

 

 

展開としては

雑誌媒体が廃刊になりオンライン化、

それに伴い規模縮小、そして人員削減。

主人公もクビを切られる。という危機に

雑誌版も一度区切りをつけることになるので

最終刊の表紙を担当するが

写真家から依頼されたネガフィルムを紛失

 

写真家兼冒険家を探し出して

「最期の表紙になるべく撮影した写真のネガフィルム」をもらうために

自身も冒険に出る。というようなもの

 

 

主人公自身は地味で平凡で

いつまでも同僚の女性に告白もできないでいる

「挑戦出来ない側の人間」

 

しかし、

ずっと仕事相手として関わってきた

写真家、兼冒険家はその肩書の通り

いろいろな場所を走り回り最高の写真をとろうとしている

「挑戦を続けてきた側の人間」

 

主人公自身の感情を吐露する描写、

ヒロインとの会話の中では、冒険家の彼とよく対比して表現されるので

自分に対して劣等感などネガティブな感情を抱いていることがわかる

ここで、冒険家の彼に対する僻みや嫉妬などの感情はあまりみれないので、

主人公自身の優しい性格も理解できる

 

 

わたしが感じたことを書こう

 

一回目の冒険への挑戦では

「変わろうと踏み出したのは他人によく見られたいから」

という他者、ここではヒロインからの羨望の目がほしかったから

主人公は写真のネガを探しにわざわざアメリカからグリーンランドへ冒険に出たのだと感じた

 

しかし、そんな理由でもいいと思うのが私の本心だ

 

人間は承認欲求で行動は支配されているのが正常である

慈悲だとか慈愛だとか、表面上は良くても中を開けたら承認欲求だったり、自己満足だったり真の意味での自己犠牲の精神など持ち合わせている人間は居ない

 

つまりは、彼は一般的な人間であり

映画の主人公のようにヒーローではないということをこのストーリでは印象つけたかったのだと感じた

 

動機だけでなく、ストーリーが進む中で

ネガもとい写真家は見つからず、失意に打ちひしがれて一度アメリカに帰国したからだ

 

 

しかし、

所謂普通のネガの管理人だった彼には良いところがあって

「常に真面目であった」という部分

 

今でこそ、フィルムカメラを使う人も減っているのでわからない人も多いかもしれないが

アナログカメラでとった写真は「現像」という作業が入ることで

ようやく一枚の「写真」になる

主人公はネガの管理と表紙の写真を現像する仕事もしていて

おそらく、いい仕事をしていたと評価されていたのだろう

 

人生において挑戦も大事だが

主人公のような真面目さを

丁寧に積み重ねていくことも大事だったのだろう

 

結果的に、

表紙のネガを見つけることには一度失敗したが、

もう一度原点に帰ったことで、新たなヒントを経て

良い結果に動いたのだ

 

 

登場する「世界を見よう、危険でも立ち向かおう。それが人生の目的だから」というスローガン

 

それは挑戦し続けることが人生の目標である

と突きつけられるようであるが

 

視野を広くして

挑戦をして

失敗してももう一度立ち上がり進んでいく

そうすれば、いつかはいい方向にいく

 

 

 

 

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