最強のふたり

今週のお題「最近見た映画」

最強のふたり (字幕版)

Intouchables: Les diffrentes approches du monde. Buch + Digital

  ピザ食ったらHuluの一ヶ月券が出てきたので、なるべく毎日映画見て感想書く

Huluチケット (1ヵ月利用権)|オンラインコード版

nageyari.hateblo.jp

ストーリーは

身体が不自由な富豪の老人と、

その介護をすることになった貧困層の移民の若者の

実際のドキュメンタリーをもとにした作品

メインとなる登場人物は

パラグライダーで頚椎損傷した老人と

ちいさい妹弟がたくさん居る貧困層の若者

誰しもが、

映画の主人公のように優しかったり、

極悪人だったりというわけではない

失業手当がほしいから

面接した証拠の印をもらうためだけに

仕事の面接を受けるずる賢さを持っている一方で

誰にでも可愛がられるような愛嬌や純粋さを持っている

雇った介護士が一週間で逃げ出してしまうような

偏屈で短気な性格を持っている老人だが

顔も知らない女性と手紙を通しての恋をしてしまうような

ロマンチックな面をもっていたりする

最初は奉公される側と、奉公をする側の関係性で

ドライな関係であったのが

主人公の移民の若者が「フラット」に人間を観ることが出来る人間だったので

「重度の身体障害者」という壁を透いて老人のことを見ていく。

そのことが老人にとって救いになって、打ち解けていく

どんな仕事をしていても、

上司や同僚、仕事仲間の関係性や

雇用する側と雇用される側の関係性など

そういったビジネスライクな

「メリットを共有する関係性」を保った行動をしていかなくてはならない

と考えている

しかしながら、中には

その「ビジネスライクを崩せる人間性」を持つ人に出会う時がある

正直、私には無い特性なので羨ましい

どんなに真面目に仕事をしていても

上司に気に入られていれば昇進も出来る環境もある

個人同士のビジネスでも、仲がいい関係性を早く作れる人であれば

成果に関係なく持続していくことも出来るし、

関係性を保っていれば、食うことに困らないという場合もある

失敗をしても許されることもある

そういった人の懐に上手く入って行けるような特性を持つというのは

もはや個人の努力とかではなく、環境によって備わった知恵みたいなものだと思うので

持っていない側の私は、違う方向性で努力をしていかないと行けない

そんなことを思い出させた作品だった

最強のふたり [ フランソワ・クリュゼ ]