「技術力が高い」って思う、切り抜き師たち5選
あなたはVTuber、好きですか?
バーチャルYouTuber(VTuber)は、2017年12月から増え始めて、
2018年には5000人、
2020年には10,000人というペースで増加しており
You Tube以外のプラットフォームで活動している方を含めるともっと居るでしょう
そんな幾数万もの”バーチャル”で活動している
ストリーマーやクリエイターを見つけるキッカケとして重要な立ち位置になりつつあるのが
切り抜き師と呼ばれる、
長い配信の見どころを短い動画に編集して動画を投稿している人の存在です
VTuberの増加とともに、そんな切り抜き動画チャンネルも増加してきており、
- 1人の配信者の切り抜き動画を投稿している「単推し型」
- 1つのグループに所属している配信者達に絞って切り抜き動画を投稿している「箱推し型」
- 1つのゲームやコンテンツに絞って色んな人の切り抜き動画を投稿している「まとめ型」
大まかにカテゴライズすると3つに分類されます
一日9時間以上、YouTubeでVTuberの配信や切り抜きを観ている私が
今回は、幾千ほどいる切り抜き師の中でも動画の編集技術が高い!
と思ったVTuber切り抜きチャンネルをいくつかご紹介いたします
目次
その前に......
前置き:動画の編集技術ってなに?
前述では3つに切り抜き動画チャンネルのカテゴライズをしましたが
動画の編集タイプにもいくつか種類が分類できることがわかりました
- 配信をそのままカットして、素材を活かす「クリップ型」
- 配信の素材を活かしながらも、見やすいように字幕を追加した「字幕型」
- BGMや効果音、エフェクトを追加して、まるでテレビ番組かのような高い編集技術の「TV番組型」
少し捕捉をしていきましょう
「クリップ型」は
Twitchに標準であるような配信の見どころだけを何も加工をせずカットしてあるもので、チャンネル運営としては一日に一本以上、動画を投稿していて
動画の投稿頻度と速報性が非常に高く、
推しの配信が終わったら直ぐに見どころが切り抜かれているようなところが多い印象です
一例
「字幕型」は
見どころ部分を中心に、配信を短いダイジェストでまとめつつ
見やすいようにテロップやセリフ字幕を追加した内容になっており、他言語翻訳などされているものも、字幕型にあたるでしょう
後述するTV番組型と比較すると、セリフ字幕で使用されるフォントが一種類であったり音響効果類を使用していないという部分でしょうか?
チャンネル運営としては
クリップ型と比較すると、編集の手間が入るので投稿頻度は下がりますが
OPやED、概要欄の追記などチャンネルのブランディングをしっかりしているチャンネルが多い印象です。
このタイプのチャンネルが一番多いかもしれないですね
一例
「TV番組・タイプ」は
要するに全部乗せです
TV番組とまでは言いすぎかもしれませんが、
人気YouTuberのゲーム実況チャンネルの動画のように編集がされている感じです
ゲーム実況動画も、プレイヤーの反応を10~30分程度にまとめた切り抜き(ダイジェスト)動画とも言えなくはないと思います
BGM、ポン出しなどの音響効果や、セリフ字幕も書体効果を有効的に使用した編集になります
一例
これらは、あくまでも個人の感想であり、
便宜上で以上の3つにカテゴライズさせてみました
以下から
個人的に「技術力が高い」と思う、VTuberの切り抜き師を
カテゴライズを踏まえてご紹介させていただきます
気に入ったチャンネルがあれば是非チャンネル登録してみてください
「技術力が高い」って思う切り抜き師たち5選
・ながもち
にじさんじライバーを切り抜きしている「ながもち」さん
特徴としては
ライバーや1つのテーマ、反応に沿って
各配信のワンシーンをつなげるというまとめ動画が多いです
編集目線だとまとめ動画というのは素材が多くて、作っていく内にどうしても飽きてきてしまうのですが、
最後までしっかりと各ライバーの特徴に沿ったフォントやカラーでのセリフ字幕をつけているのが素晴らしく、ライバーへの愛を感じるのが印象的です
・ホロちょき!
ホロライブのライバーを切り抜きしている「ホロちょき!」さん
特徴としては
とにかく映像演出が素晴らしいです
セリフに合わせて効果音を入れたり、
字幕を動かすことで平坦になりがちな雑談配信を動きのある動画にするのが非常にウマイという印象です
さらに、
だいたいが1分程度の切り抜き動画にも関わらず、
必ず動画の冒頭に5秒程度のダイジェストが入っていて
これがあることで動画のテンポが良くなり次の動画も見たいと感じさせてくれています
・切り抜きすぎて
一部界隈では「きりちゃん」や「すぎちゃん」と呼ばれている「切り抜きすぎて」さん
特徴としては、変態的な努力です
知ってる人であれば、変態的な編集後記で話題になったのは周知の事実ですが
概要欄の編集後記を初めたのは鈴木勝くんの切り抜きからで、まだ真面目な内容でした
ちょっとおかしくなり始めたのは2020年のバレンタインデーに投稿した動画での概要欄から怪しくなります
そして、
上にもある戌神ころねさんの切り抜きから概要欄の怪文章を72万人に見られ、
総ツッコミを受けて、それから「変な概要欄を書く切り抜き師」になります
それまでにも数多く、VTuberの切り抜きチャンネルはありましたが
前述した「クリップ型」のチャンネルが多かったと記憶しています
そんな最中で、この時に初めて「切り抜き師」というものに「個性」がついたのではないでしょうか
さらに努力の部分では
前チャンネルを含め、これまでの投稿動画を比較させていくと
字幕の動かし方、サムネイル、タイトル、概要欄、動画の尺など全てにおいて
常にトレンドを分析して技術向上を図っているチャンネルという印象です
・Vを切り抜きマッスルゆびゆび
ホロライバーを中心に、にじさんじ、他のグループも幅広く切り抜いている「Vを切り抜きマッスルゆびゆび」さん
特徴としては
リスナーとライバーの関係性を切り抜くのが非常にうまいです
初投稿動画からずっとセリフ字幕と台パンの演出がうまい方なのですが、
上にある百鬼あやめさんの切り抜きなどでは、リスナーとライバーのプロレスが短い動画にギュッと詰まっていて、初見であれば本編も観てみたいと感じる動画になっています
ゲームプレイ配信でのボス戦やクリアなどの大きな反応というのは
切り抜き動画チャンネル同士でネタの取り合いになっていて、多くの動画がアップロードされています
しかしながら、
長い配信の最後に来る、スーパーチャットを読んでいく合間の雑談や
配信の中に起こるライバーとリスナーのプロレスというのは
意外と投稿されていなくて、そこに目をつけているのはライバーへの愛と発想力が素晴らしいという印象です
・raiten/切り抜き字幕動画ch
桐生ココ会長を初期から推している切り抜き師である「raiten」さん
特徴としては、動きのある切り抜き動画が特徴です
モーショングラフィックスも制作できて、
切り抜き動画ではEDも凝っていたり、エフェクトが華やかな切り抜き師であり
朝ココのCMも制作していたりと、様々な場面でココ会長の技術協力をされています
そもそも、モーショングラフィックスと動画編集というのは
Adobe製品であればAfter EffectsとPremiereがあるように、全く別物なので
それをどちらも使いこなせるのはレベルが高いです。ガチプロです。
さいごに
ここで1つ昔の過ちを明かそうと思うのですが
マイクラの切り抜き動画をみて「ライバーがチャット欄の事を話してるのはわかるけど見づらいから、動画アップするならせめて字幕つけてほしい」とコメントしたら
「じゃあ自分で動画あげろよ^^」などなど、他の方々に総スカンを食らって
「じゃあ、自分で切り抜き師やってやんよ」ということで
意気揚々と、推しの配信をキャプチャして、編集ソフトを起動して、粗編集していったのですが
3時間の配信を5分くらい粗編集した段階でわかりました
「あ、これ向いてないわ」
サービス業に就いていた人はサービス業に優しくなると言われるのと同じように、
それ以降は悪意のある切り抜きをしていない、すべての切り抜き師のことは尊敬しています。感謝します
何事も経験は大事ってことですね
今回は
自分でも動画編集をすることもあり、よく参考にさせて頂いてる5名を上げてみました
素人でも編集技術とかソフトの操作技術を上げていくのはある程度まで上げれると思っているのですが、デザイン分野を勉強するのってほんとに大変なんですよね
わたしの場合は以下のサイトや本を使って勉強しましたがデザインセンスを上げていくのって大変です
【Amazon特別セット】『ノンデザイナーズ・デザインブック』+「基本4原則」マスターキット(動画教材付き)
- 作者:Robin Williams
- 発売日: 2020/11/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
以上、
これらは、あくまでも個人の感想ですので悪しからず
気に入ったチャンネルがあれば是非チャンネル登録してみてください